HOMEコンテンツ開発支援プログラム“DATA SENDAIフロントライン”の募集について2024年度 開発支援プログラム“DATA SENDAIフロントライン”の募集開始

2024年度 開発支援プログラム“DATA SENDAIフロントライン”の募集開始

2024/8/23

 【7/30追記】「浸水センサデータの仕様」に関する資料を追加しました。 

 【8/9追記】キックオフ説明会の動画・資料およびDATA SENDAI フロントラインに関する質問(第1回受付分)に対する回答を掲載しました。

【8/23追記】DATA SENDAI フロントラインに関する質問(第2回受付分)に対する回答を掲載しました。
DATA SENDAIプラットフォームにおける取組みの一環として、プラットフォームで提供するデータ連携基盤サービスを活用したソリューションやサービス・アプリの開発実証等に最前線で取り組むプロジェクトを支援します!

実施テーマ

番号 テーマ 実施要件 選定プロジェクト数※
共通 テーマごと
1 浸水センサデータ活用による開発実証 ・データ連携基盤を必ず利用し、複数のデータを連携すること。
・データ連携基盤では、個人情報を伴うパーソナルデータを取り扱わないこととしているため、提案プロジェクトにおいては、データ連携基盤には個人情報を伴うパーソナルデータは流通させないこと。
 
・プラットフォームで提供する「浸水センサデータ」を活用した市民向けサービス・アプリ等の開発実証であること。
・「浸水センサデータ」はデータ連携基盤から取得し、リアルタイムの冠水状況を可視化できるようにすること。
・他の関連データ(気象情報、河川や水路の水位データ等)の追加が容易にできる管理機能(冗長性)を有すること。
・連携データを可視化した上で、市民にとって利便性が高まる機能・付加価値を有すること
(例:冠水時のプッシュ通知機能、警報発令・避難情報との連動)。
・「浸水センサデータ」は、国土交通省の「ワンコイン浸水センサー実証実験」*1の一環として、宮城野区福田町エリアに順次設置中(令和6年9月までにセンサー30個を設置完了し、データ提供予定)。
・データの仕様等は、プラットフォームウェブサイトの掲載資料を参照すること。
*1https://www.mlit.go.jp/river/gijutsu/wankoinsensa/
 
1件程度
2

動的データ連携による開発実証

・動的データ(本事業では1日1回以上の頻度で更新されるデータをいう)を連携したサービス・アプリ等の開発を実証であること。
・動的データは、以下のいずれか又は複数を組み合わせて利用すること。
  1. 提案者が取得している(取得する予定の)データ
  2. プラットフォームで提供するデータ
  3. 一般公開されているオープンデータ
・利用する動的データは、データ連携基盤に登録したうえで、データ連携基盤から実証するサービス・アプリ等に連携すること。
1件程度
3 データ連携基盤活用実証 ・提案者が現在自社等において実施している事業や研究等において、データ連携基盤を活用した実証を行うこと(分野や活用するデータの形式は問わない) 2件程度

※テーマごとに上記の件数を予定していますが、審査の結果によって増減する可能性があります。
※複数のテーマに対して応募することは可能ですが、1つのテーマで選定された応募者は、他のテーマで選定されることはございません(複数者で応募する場合であっても、その中の1者が該当すると選定されません)。審査・選定は、1→2→3の順に行われます。

プロジェクトの支援内容

  • プロジェクト支援費
 
番号 テーマ プロジェクト支援費

1

冠水センサデータ活用による開発実証 全体事業費の10分の10以内とし、かつ、1事業あたり150万円を限度とする。
2 動的データ連携による開発実証
3 データ連携基盤活用実証 全体事業費の10分の10以内とし、かつ、1事業あたり50万円を限度とする。

 

 ※ 支援対象経費は、本事業実施に直接的に必要かつ期間内においてのみ必要となる経費に限ります。
 ※ 支援費の支払いは、成果報告資料に対する事務局の検収完了後、事務局に対して請求書を提出することをもって支払を行います。支払いは、令和7年3月を予定しています。

  • データ連携基盤に関する技術サポート(伴走支援)
  • 本プログラムによる成果(サービス・アプリ等、実証内容)の広報支援

応募資格

  • プラットフォーム会員登録ができること(採択時点で会員でない場合)。
  • 日本国内に拠点(所在地)をもつこと。
  • データ利活用による社会課題の解決に取り組む意欲があること。
  • 実証テーマに対するプロジェクトを企画・提案し、必要なリソースを確保の上、事業実施期間中に実証のためのソリューションを開発できること。
  • プロジェクト実施後に、成果報告書を提出すること(内容は協議のうえ決定)。
  • 成果報告会に参加し、成果報告書の内容を発表できること。
  • 社名や提案内容、成果報告書の内容をプラットフォームのウェブサイトおよび本市ホームページで公表してよいこと。
※複数のプロジェクト実施者で構成される場合、構成するプロジェクト実施者のそれぞれにおいても上記の要件を満たすこと。

募集説明会

7月31日(水)に説明会を開催しました。説明会の動画および資料は以下よりご覧ください。

内容

第1部(13:00~13:50)

  • DATA SENDAIプラットフォームについて
  • 開発支援プログラム「DATA SENDAIフロントライン」について
  • データ連携基盤について(活用事例など)

第2部(14:00~15:00)

  • データ連携基盤について(機能概要)
  • 技術デモ
※第2部の説明資料は、後日会員様向けに公開する予定です。

質問票の受付

プロジェクトの応募にあたり、不明点等がある場合には以下のとおり質問を受け付けます。
いただいたご質問は、回答一覧をウェブサイト上で公開いたします。
  • 質問受付期間
    第1回 令和6年7月24日(水)~令和6年8月2日(金)12:00 【締め切りました】
    第2回 令和6年8月2日(金)12:00~令和6年8月16日(金)12:00 【締め切りました】
    ※16日(金)12:00以降に受け付けた質問は、8月26日(月)以降に順次回答します。
  • 回答
第1回受付分に対する回答
質問 回答
現在プラットフォームで提供している動的データはどのようなものかご教示ください。

現在(2024年8月9日時点)、プラットフォームで提供している動的データは以下の2tuです。

・中心市街地の人流データ

・イベントデータ

「浸水センサデータ」は2024年9月までに提供予定です。

実施テーマ2(動的データ連携による開発実証)において、実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)で利用する「浸水センサデータ」を活用してもよいでしょうか。

「浸水センサデータ」は、実施テーマ2においても「プラットフォームで提供するデータ」の1つとして活用可能です。
第2回受付分に対する回答
質問 回答
実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、現在設置中のセンサーの地点と設置地点の特徴をご教示ください。(例)道路の端、中央、建物内部、外部など。 浸水センサーは、宮城野区福田町エリアに順次設置中です(令和6年9月までにセンサー30個を設置完了予定)。
設置地点は、冠水実績があり、車道面と段差がない電信柱やカーブミラー等を予定しています。
また、1箇所当たり2個程度(例:5cm・35cmの2段階で冠水観測する等)のセンサーを設置予定です。

実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、浸水センサからのデータ形式をご教示ください。
(「日付、時間、浸水したことが分かる0/1のような数値」「日付、時間、現状の水位もしくはそれに相当する数値」など)

浸水センサのデータ形式は、ウェブサイトに掲載している「浸水センサデータのAPIレスポンス情報」をご参照ください。(shinsui_API.pdf
実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、浸水センサデータの登録の頻度をご教示ください。 ・観測データの送信タイミングは、以下の2通りです。
 ①浸水判定されている期間
 ②死活監視時 
・また、それぞれの通信間隔は以下となります。
 ①10分
 ②おおむね1日1回(「浸水なし」データを送信) 
実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、浸水センサデータも事業者にてデータ連携基盤に接続する必要があるのでしょうか。 浸水センサデータは、データ接続(登録)は行う必要はなく、データ連携基盤からのデータ取得(参照)のみ行っていただきます。
実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、今年度の実証のなかで、設置された30箇所のセンサーをすべて使う必要があるのでしょうか。 今年度の実証のなかで、設置された30箇所のセンサーをすべて使う必要はありません。

実施テーマ1(浸水センサデータ活用による開発実証)について、開発する市民向けサービス・アプリ等は、今年度の実証のなかで市民公開まで行う必要があるのでしょうか。

今年度の実証のなかで市民公開まで行う必要はありません。

実証後、仙台市でサービス実装される可能性はあるのでしょうか。 募集要項3(3)に記載している広報支援の一環として、関係部局への情報提供等を行う予定であり、本市での実装につながる可能性はあります。
サービス実証するwebサイト等は、プロジェクト実施者が指定したドメインで良いでしょうか。 事務局からドメインを指定することはありません。
浸水センサデータのAPIレスポンス情報について、lat、lon、installation_heightは実際のセンサーから得る情報(動的情報)でしょうか。 メタデータとして設定されます。
浸水センサデータのAPIレスポンス情報について、machine_statusで1:センサ異常の時、センサ異常に伴ってその他パラメータには何か値が設定されていますでしょうか。 設定されない予定です。
センサーは実証中に増減・位置変更・交換しないかご教示ください。 未定です。
APIの方式をご教示ください。 RESTful形式です。
APIが複数ある場合、呼び出しの順番や情報引継ぎをご教示ください。 アクセストークンには有効期限がありますので、「データ参照API」を呼び出す前に「アクセストークン取得API」を呼び出して、アクセストークンを取得する必要があります。

APIのリクエスト文のサンプルをご教示ください。

<アクセストークン取得>

■リクエストURL

https://{ドメイン}/oauth2/token

■メソッド

POST

■リクエストヘッダ情報

Content-Type: application/x-www-form-urlencoded

■リクエストボディ情報

scope=default

grant_type=client_credentials

client_secret={提供された利用者秘密鍵}

client_id={提供された利用者キー}

■レスポンスボディ情報

{

  "scope": "default",

  "token_type": "Bearer",

  "expires_in": {アクセストークンの有効期限(秒)},

  "access_token": "{アクセストークン}"

}

<データ参照>

■リクエストURL

https://{ドメイン}/orion/v2.0/entities

■メソッド

GET

■リクエストヘッダ情報

Content-Type: application/json,

Accept: application/json,

Authorization: Bearer {アクセストークン},

Fiware-Service: {Fiware-Service},

Fiware-ServicePath: {Fiware-Service-Path}

■クエリパラメータ情報(任意指定)

id: 取得対象のエンティティID

type: 取得対象のエンティティタイプ 他

■レスポンスボディ情報

[

  {

    "type": "{エンティティタイプ}",

    "id": "{エンティティID}",

    "{属性名称}": {

      "value": {属性値},

      "type": "{属性値のタイプ}",

      "metadata": {メタ情報}

    },

    ・・・

  }

]

応募の詳細

1 申込方法

募集要項 (PDF 429KB)を確認の上、以下の事務局のメールアドレス宛に、企画提案書を添付してお申し込みください。
 複数のテーマで申し込む場合は、テーマ毎に申し込みをお願いいたします。
DATA SENDAIプラットフォーム運営事務局(受託事業者:KPMGコンサルティング株式会社):JP-FMKC-DSPF@jp.kpmg.com

2 提出期限

令和6年9月5日(木)12:00まで

3 企画提案書について

  • 形式:パワーポイント形式、A4サイズ(横)、10 枚程度
  • 記載内容は下記項目を含めること

提案者名、提案者の連絡先、応募するテーマ名
プロジェクト名
プロジェクト概要
 ―社会課題解決への関連性
 ―社会的意義、市民に対する提供価値
実証計画
 ―実施内容(利用するデータの内容や取得方法、構築するサービスの具体的な内容、データ連携基盤の活用方法)
 ―実施体制 ※複数者で実施する場合、各社の体制、役割を明記すること
 ―スケジュール
今後の計画
 ―社会実装、事業化に向けた計画 ※テーマ1.2のみ
概算費用とその内訳 ※自社負担分を含め、総費用を記載すること。
 ―内訳:データ取得にかかる費用、システム構築費用 等
 

審査方法・審査基準および選定

審査方法

  • 審査は、書類審査にて行います。
  • 必要に応じて応募者へのヒアリングを実施する場合があります。

審査基準

以下の基準により総合的に決定します。
  • 社会課題解決への関連性
  • 社会的意義や市民に対する価値提供等(有用性)
  • プロジェクト実施計画の具体性、実現可能性(利用するデータの内容・取得方法、構築するサービスの内容、データ連携基盤の活用方法 等)
  • 社会実装/事業化に向けたプランの具体性 ※テーマ1.2のみ
  • データ連携基盤にデータ提供を行うこと ※加点要素

選定等

申込締め切り後、厳正にプロジェクト実施者を特定し、令和6年9月末頃までに発表する予定です。
特定結果については応募者に個別に通知します。
なお、選定の内容および結果は公表しません。また、選考過程に関する質問も受け付けません。

全体のスケジュール

時期内容
令和6年7月25日(木)~9月5日(木)12:00
応募受付期間
令和6年7月31日(水)説明会(オンライン)
令和6年7月25日(木)~8月2日(金)12:00
質問受付(第1回)
~8月16日(金)12:00
質問受付(第2回)
令和6年8月9日(金)質問への回答(第1回)
令和6年8月23日(金)質問への回答(第2回)
令和6年9月6日(金)~9月20日(金)実施事業者の審査・選定
令和6年9月下旬協定等の締結 
令和6年10月上旬~令和7年2月プロジェクト実施
令和7年2月末プロジェクト完了、成果報告書提出
令和7年3月成果報告会
※スケジュールは予告なく変更する場合がございます。

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